囲碁人口減少は問題?

囲碁人口が減っていることは問題なのか?

前回の続きです。
囲碁人口が減ってることは問題なの?
について考えてみます。

 

まあ囲碁を知らないひとからしてみれば、正直まったく問題ないでしょう。
自分自身、21歳の時に囲碁を覚えるまで、まったく自分の脳内に囲碁のことがよぎることなく生活していましたし、なくてこまるもんでもないですし。
あるとしたらせいぜい面白いゲームを覚える機会が減る機会損失ぐらい?

問題があるとしたら、何かしら囲碁に関わっている人たちにとってでしょう。
こんな感じでしょうか?

 

囲碁の業界関係者にとって
市場規模が小さくなって、経営を維持するのが難しくなる。
スポンサーを見つけることが難しくなる。
結果業界人が食べていけなくなる。
囲碁愛好者にとって
対局相手が少なくなる。
市場が縮小することで業界のプレーヤーが少なくなり、受けられるサービスが少なくなる。

2010年にはこんな新聞記事がでているみたい。
http://quality.seesaa.net/article/152804332.html

碁会所の経営難
公益法人日本棋院の財政問題


これは実際に問題になっているようですが、たしかに囲碁人口の減少が響いているのは間違いないでしょうが、本質的な問題は別にあると思っているので、それは別エントリーにて。

囲碁の業界に馴染みがない人のほうが多いので、業界の分類と推定市場規模をまとめてみました。
※特に世の中にでている情報ではないので、業界分類については勝手に脳内の情報を整理して、市場規模は統計や決算書から推定しています。

 

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